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班女塚

京都府京都市
【探索日】2003年2月

『宇治拾遺物語』にこのような物語が載っています。
昔、前長門国守に2人の娘がいた。家は高辻室町辺りにあり、
姉は結婚をしていたが、妹は宮仕えしていた。父母も亡くなり、
姉と同居していた妹は、病気を患い若くして亡くなってしまった。
遺体は家が手狭だったので、妻戸口に安置されたがいつまでも
そのままではいかない為、棺に入れ鳥辺野(とべの)の墓地へ運んだ。
墓地への途中、棺が軽く蓋が少し開いていて、中を見ると遺体がない。
落としたのかと思った人々は、探しながら家に着くと、
遺体は妻戸口にもとの格好で置かれていた。翌日、再び棺に納め
墓地へと運んだが、また蓋が開いていて遺体は妻戸口にあった。
三度棺へ納めようかと動かしたが、根っこの生えたように全く動かない。
思案にくれていると「ここに居たいのだろう、この場所に葬ろう」
と言うことになり、妻戸口を取り壊し、遺体を埋め塚を築いた。
家の人々は遺体を埋めたところに住むのは気味が悪いと言って、
引っ越してしまい、月日が経ち家も壊れてなくなり、塚だけが
残ったということです。




hannyo01.jpg
広い駐車場の片隅に小さな祠が祀られています。
ここが「班女塚」です。




hannyo02.jpg
祠の裏には大きな石が鎮座しています。
未婚の女性が触れると班女の祟りがあるとも…




hannyo03.jpg
「班女」という名は、針才女(はりさいじょ)の訛ったとか、
中国の女性の名前で“男に捨てられる女”の故事にちなんだ
とも云われています。いつしか塚の前を、未婚の女性が
縁談事で通ると必ず破談になるとされ、
嫁入り婿入りの行列もこの前を避けて通ったという事です。

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屋敷サカヱ

Author:屋敷サカヱ
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