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石神井公園

レポ提供:ヴラド魔王様

東京都練馬区


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石神井公園に行くには、西武池袋駅から西武池袋線に乗り石神井公園駅で
下車します。南口から商店街を抜けまして石神井公園通りに出ます。





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しばらく通りを歩きますと、前方に石神井池が見えてきます。
細長い池沿いを歩いて行きます。歩道は整備されてますが、
転落防止用の柵はかなり低いですので、あまり池沿いは歩かないほうが
良いでしょう。落ちると危険です。





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石神井池沿いを歩く事10分位でやっと公園の入口に到着します。
国道444号(井草通)があります、常に交通量がありますので横断には注意です。





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入口から三宝寺池がありますので木橋を渡ります。
天然記念物に指定されてます沼沢植物群が茂っている浮島。
貴重な植物が見れますからよく見ましょう。





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浮島を通過しますと、左手の対岸はうっそうとした森が見えて来ます。
この森の中に石神井城跡があります。





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石神井城は東京23区の北部一帯を支配していた豊島氏の居城でした。
そして豊島氏最後の当主が豊島秦経。此処で最後の戦いを迎えました。





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文明9年(1499年)23区南部を支配し、江戸城を拠点にしていた
太田道灌との決戦の地でもありました。武蔵(東京・埼玉)の覇権をめぐる戦い…
豊島氏は激しく抵抗したものの奮戦虚しく城は炎に包まれました。
城主の秦経は、家宝である「黄金の鞍」を愛馬にかけて、秦経は其れに跨り
そのまま三宝寺池に突進しました・・愛馬は池深く沈んでいきました。
その後、父親の後を追って娘の照姫も池に入水自殺しました。
この戦いで豊島氏は滅亡しました。





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城跡解説板です。よく読みましょう。





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石神井城跡は発掘作業は終了して一般に公開されてます。
但し、発掘された土塁や本丸跡は入れませんので注意です。





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これは空掘りとされる場所です。深く掘られてます。
ここは城本丸付近ですから激しい戦闘が繰広げられてました。
おそらくは両方軍の兵士が此処で命を落としました。





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ここでは夜から朝方かけて、幽霊に遭遇するそうです。
噂では…
・背後から「おーい」と声をかけられるが、振り向くと誰も居ない。
・沢山の武士が歩き回る姿が見える。
等の証言が報告されてます。
夜は外灯はありますが…かなり暗いです。やはり木々葉が光を妨げてますので
夜の訪問は危険です。それなりの準備をして訪問しましょう。





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この三宝寺池の池底には豊島秦経が跨った「黄金の鞍」が沈んでます。
古来この鞍を引き上げる試みは行われてきました。見える場所は
大正時代まで分かっていました。池岸に生えていた「照日の松」に登ると
池の底で輝く黄金の鞍が見えてました。池の水を抜く作業も行われました、しかし・・
目印である「照日の松」は枯れてしまい場所も分からなくなりました。
あと池の汚濁が進み、ますます鞍は見えなくなって行ったのでした。
おそらく黄金の鞍は厚い泥の中に封印されてるでしょう。





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この三宝寺池の成立ちにも怖い伝説があります。
康安・貞治年間(1361〜1368年)石神井公園があります
一帯を支配していた豪族練馬将監喜明は、鎌倉勢と度々戦いを交わしていました。
しかし苦戦は続き挙句に追い詰められました。喜明はただ一騎で石神井村の山中に
逃げました。しかし敵軍は直ぐに山を包囲しました。包囲に焦った喜明は、
水のはる田圃に落ちました。泥は喜明の愛馬足を沈めました。
いよいよ進退極まった喜明に次々と矢が放たれました。矢は全身に刺さり
まるで蓑でも着た様な姿に成りました。喜明は憤怒の形相で馬上で自害して果てました。
それから幾多の年を経て、喜明が自害し果てた場所から忽然と水が湧き出し
土砂を押流して三宝寺池が誕生したと伝えられてます。水中には馬の鞍が朽ちもせず
残って池の主となり、時に水上に浮かび出る事もあるという。
この鞍が秦経の黄金の鞍であるとの伝説に繋がったのです。





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池の案内板です。





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この三宝寺池には怪奇な噂や伝説もあります。
・釣り(←現在は禁止されてます)に登った松の大木が動き出した。
・大龍(←大鰻らしい)がいる。
・怪魚がいるらしい…頭が鳥居の様な形をしている。
・池から「ドーン」と怪音がする。
・幽霊と遭遇する。等の証言があります。
なかなか沢山の伝承・心霊現象がこの周囲で体験できそうですね。





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三宝寺池を後にしまして、次は公園の外れにあります2つの塚へ。
秦経の娘の照姫の遺体を葬った塚です。大木が茂る根元に姫塚があります。





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この姫塚にも噂があります。
人が寝静まった深夜に、姫塚の辺りからボーッした人影が現れ、
池の中に消えていくのを見た人も多くいるそうです。
噂ではこの塚の脇にあります大木に登ると、あの黄金の鞍が見えるらしいですが…
真相は藪の中です。





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姫塚の由来が書かれた案内板です。





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姫塚の隣にあるのが殿塚…豊島秦経の供養塔です。
この塚には噂等は報告されてません。





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殿塚解説板です。





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石神井公園は都が管理してますが、24時間出入りは出来ます。
売店等もあります。広大で緑も多く、都会のオアシスです。
照明外灯も沢山ありますが・・・やはり木々が遮ってますので
夜の訪問は控えたほうが良いでしょう。
池周辺の柵は先述べたとおり大変低いですので池に転落しますと・・・
最悪な場合命を落としかねません。通りからも遠いですので
助けも呼べませんので、それなりの覚悟は必要でしょう。

以上石神井公園レポートでした。

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屋敷サカヱ

Author:屋敷サカヱ
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